軟性下疳

目次

治療

 治療は抗菌剤を用いて行われます。投薬は、経口が主で1週間程度行われます。
 治療が有効な場合には、症状は治療開始後3日以内に軽減し始め、7日以内にかなり改善します。一方、HIV感染者では治癒が遅れたり、治療に反応しないケースがあります

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診断

 特徴ある症状のため、視診・触診のみでも診断は容易です。
 確定診断には病原体の検出が必要で、染色鏡検と培養法があります。潰瘍表面の分泌物を採取して行われますが、どちらも実施困難で成功率は低いものです。

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症状

 潜伏期間は2-7日間で、好発部位は男性では亀頭、冠状溝の周辺、女性では大小陰唇、膣口などです。辺縁が鋸歯状の深い潰瘍が生じ、続いて鼠径部のリンパ節も大きく腫脹します。両者とも強い痛みを伴います。

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軟性下疳

 軟性下疳はHaemophilus Ducreyi(軟性下疳菌)による性感染症で、性器の感染部位に、痛みの強い壊疽性潰瘍と鼠径リンパ節の化膿性炎症がみられるのが特徴です。
 発症すると痛みが強く、性交が不可能であるのでパートナーへの感染はほとんどありません。
 近年、日本国内での発生頻度は低く、まれにみられる程度です。
 また、梅毒トレポネーマと同時に感染した場合は、混合下疳と呼ばれます。

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