陰部伝染性軟属腫

目次

予後

 陰部伝染性軟属腫は良性疾患であり生命予後に関わることはなく、通常再発はまれです。
 しかし、HIV感染者における発症の場合、伝染性軟属腫は難治性で、また伝染性軟属腫が発症する段階のHIV感染症はHIV感染症が進行していることを示しているため、HIV感染症の予後が不良であることを示唆していると考えられます。

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治療

 免疫正常者の一般の伝染性軟属腫は多くが自然治癒するため、治療は必ずしも必要ではありません。しかし、陰部伝染性軟属腫の場合には、性感染症としてパートナーへ感染することを予防するため、治療が必要です。
 治療で最も効果的なのは物理的除去方法で、液体窒素による凍結療法、または切除が多く行われます。また、局所薬物療法も行われることがあります。

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診断 

 皮疹の特徴的外観により容易に診断できますが、病理学的には、丘疹から圧迫搾取した内容物の細胞診による方法と、生検による病理組織学的診断法があります。
 陰部病変では、尖形コンジロームなどとの鑑別が必要であるため、病理学的診断が必要になることもあります。

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症状

 陰部伝染性軟属腫は皮膚の隆起性病変で、丘疹の型を呈します。丘疹は、外陰部(陰部、大腿部、臀部)に認められます。また、他の感染症との合併も認められ、陰部伝染性軟属腫患者の約30%に他の性感染症の合併が認められたという報告もあります。
 一方、免疫不全者、特にHIV患者に合併する伝染性軟属腫は、丘疹径も大きく、病変が広範囲で多発し、難治性です。また発症部位も、顔面、頸部、体幹、眼瞼など非典型的です。

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陰部伝染性軟属腫

 陰部伝染性軟属腫は性感染症の一つで、通常の伝染性軟属腫が陰部、大腿部、臀部に認められるものですが、他の性感染症を合併する可能性があるという特徴があります。 
 陰部伝染性軟属腫の原因は、伝染性軟属腫と同様伝染性軟属腫ウイルスで、性交渉が感染原因となります。

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伝染性軟属腫

 伝染性軟属腫はミズイボと呼ばれる皮膚の隆起性病変です。伝染性軟属腫は通常、小児に発症する良性疾患ですが、成人の外陰部に発生するものは陰部伝染性軟属腫と呼ばれ、性感染症の一つです。
 また免疫不全者、特にHIV患者に合併する伝染性軟属腫は、病変が広範囲で多発し、難治性です。
 伝染性軟属腫の原因は伝染性軟属腫ウイルスで、皮膚、粘膜に感染し、感染経路は患者との直接接触あるいは患者由来の塵埃です。陰部伝染性軟属腫の場合は、性交渉が感染原因となります。

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