男性のヒト乳頭種ウイルス(HPV)感染症(尖形コンジローム)

目次

尖形コンジロームの予後

 どのような治療法を用いても再発の可能性があるため、長期の経過観察が必要になります。

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尖形コンジロームの治療

 尖形コンジロームでは20-30%に自然消失が認められますが、腫瘤による感染を防ぐため治療が必要となります。
 外科的切除、電気焼灼、液体窒素による凍結療法、CO2レーザー蒸散法による治療が一般的です。
 いずれの治療法の場合も、再発の可能性があり、これは潜在している感染によると考えられています。

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尖形コンジロームの診断 

 典型的な症例では、その特徴的外観から視診で容易に診断できます。
 確定診断は、病理組織学検査により行われます。また、病原体核酸検出法によるHPV-DNA型の同定も有用で、特に他の病変との鑑別が必要な場合に必要となります。

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尖形コンジロームの症状

 通常、尖形コンジロームでは、陰茎の包皮(包皮小体、内板)、亀頭、冠状溝、肛門周囲に、多発性の乳頭状あるいは鶏冠状の腫瘤(疣贅)がみられます。外尿道口に発生することもあります。
 腫瘤形成は、感染後平均2−3ヶ月で生じるとされています。
 一方、視診で腫瘤を認めない部位にも既に感染が成立していることが多く、これが再発の原因であると考えられています。

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男性の尖形コンジローム

 尖形コンジロームは、ヒト乳頭種ウイルス(HPV)の感染により引き起こされる性感染症で、病変としては外陰部の腫瘤(疣贅)がみられます。
 HPVは80種以上の型に分類されていますが、尖形コンジロームの原因は、そのほとんどがHPVの6型と11型です。ときおり、HPV16型あるいは18型のいわゆる悪性型が検出されることもありますが、これらの場合陰茎癌との関連が問題になります。

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男性のヒト乳頭種ウイルス(HPV)感染と発癌の関連

 陰茎癌組織中から主に16型のHPVが検出されたという報告があり、癌発生にHPV16型が関与している可能性が示唆されています。また、陰茎癌の男性のパートナーである女性に子宮頸癌の発生率が高いという疫学的報告もあり、陰茎癌、子宮頸癌の発症の共通の因子として、HPVの存在が考えられています。

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