性感染症の現状

目次

男性同性愛者における性感染症感染 肛門接吻(リミング)

 口と肛門との接触があるため、双方に性感染症に感染する可能性があります。
 糞便との接触の可能性があり、A型肝炎ウイルスなどの経口感染の可能性があります。また、肛門ないし口に出血のある場合や傷がある場合には、HIV、B型、C型肝炎ウイルスの感染も考えられます。

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男性同性愛者における性感染症感染 相互マスターベーション

 相互にペニスをしごき合う性行為で、ペニス同士の接触があれば局所病変との直接接触になり、性感染症に感染する可能性があります。

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男性同性愛者における性感染症感染 肛門性交

 ペニスと肛門の性交渉で、コンドームを使用しない場合あるいは破損した場合には、精液と直腸粘膜との接触が考えられます。直腸粘膜は傷つきやすく出血しやすいので、異所性の性感染症が起こりやすくなります。
 また、挿入側も相手の血液、糞便との接触があるため、性感染症に感染する可能性があります。

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男性同性愛者における性感染症感染 口腔性交(フェラチオ)

 ペニスと口の性交渉で、コンドームを使用しない場合あるいは破損した場合には、精液と口腔内粘膜の接触する可能性があります。そのため、HIV、淋菌、クラミジア、梅毒などの感染が生じることがあります。

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男性同性愛行為と性感染症

 性感染症と関係する男性同性愛者の性行為も、異性愛者の場合と同様多種多様です。
 しかし、男性同性愛者を対象にした性感染症に関する報告は少ないため、行為別疾患別感染率などの正確な資料はないのが現状です。

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男性同性愛性行動の社会的特徴

 同性愛性的行動は古くから存在していますが、現在の社会規範の中では市民権を得ているものではありません。そのため、同性愛性行動をとる個人は、社会的要因の圧力を感じ、そのため性行動の場が限られるという特徴があります。

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性感染症の予防と性教育

 性感染症の予防のためには、性感染症に対する理解を深め、性行動に対する判断力を育成することが必要です。そのためには、身体的・生理的知識の不足、男女の人間関係の未熟などを補うことが性教育に求められます。

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若年層の性行動の特徴

 厚生省HIV疫学研究班の1999年度の性行動調査の結果をみると、若年層の性行動の特徴としては、男女いずれにおいても性交開始年齢の早期化の進行があげられます。さらに、若年層ほど不定期の相手や金銭授受を介した相手を持つ割合が高い傾向、セックスパートナーとして複数の相手を持つ割合が高い傾向がうかがえます。
 また、フェラチオやクンニリングスなど性行為のタイプの多様化も示唆される結果が得られています。

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日本における性感染症の歴史 現況

 STDの無症状感染者の存在などによる一般人口への浸透を背景に、それまで別個であった性病予防法およびエイズ予防法は、1999年制定の感染症予防新法の中に組み込まれ、性感染症が一般の国民全ての健康に影響を与えるという認識が定着するようになってきました。
 現在では、これら性感染症の無症候化と"性の自由化”による性生活の活発化、多様化、および予防的啓発の不足が、性感染症のさらなる拡大を促進しています。

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日本における性感染症流行の実態

 日本においては残念ながら、性感染症としてのHIVならびにその流行を促進する背景となるその他の性感染症は急増してきています。
 特に淋菌感染症および性器クラミジア感染症の増加が顕著で、性器クラミジア感染症では女性患者数が男性の2.3倍と、女性の罹患率の高さが顕著です。性器ヘルペス、ヒト乳頭腫ウイルス感染症(尖形コンジローム)でも、同様に女性の患者数が男性に比べ多くなっています。一方、淋菌感染症では逆に男性が約4倍という男性の罹患率の高さが目立っています。
 以上のような性感染症感染の拡大は、HIVの感染の拡大の要因となる可能性があり、その流行が危惧されます。

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日本における性感染症の歴史 無症候化した性感染症群の出現

 戦後の抗生物質の開発により性病に対する治療が可能になった後、抗生物質が無効で、無症状あるいは症状が極めて軽微な新しい性感染症群(STD:Sexually transmitted disease)が出現しました。さらにSTDの無症状感染者の存在がこれらの疾患を一般市民の中に広く浸透させる結果となりました。
 さらに最近では性器など局所に全く症状の出ない、B型、C型肝炎、成人T細胞白血病などの血液感染症群およびエイズ/HIVなどが性感染症群に加わってくるようになり、Sexually transmitted infection(STI)という言葉が使われるようになってきました。

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日本における性感染症の歴史 明治から戦後まで

 明治期には性感染症は花柳病として、遊女などにより広がる感染症という認識で対策が講じられていました。
 これが一般の人も罹患しうる"性病”であるという認識が社会的にも定着するようになったのは、第二次大戦後の混乱期に性病の一般人への浸透が増加してからで、その対策として"性病予防法”が制定されました。
 しかし、この当時問題となっていた梅毒、淋病などの性病は、有効性の高い抗生物質の開発により予防・治療が可能になり、一時は性病に対する危機感が希薄になってしまいました。

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日本における性感染症の歴史 古代から19世紀まで

 日本では、鎌倉時代にすでに、性交渉との関連を明らかにした文献があり、ヨーロッパで流行した梅毒は、ほぼ同じ時期にインド・中国を経由して日本にも入ってきて、次第に性交との関連が認められて行きました。
 これらが、社会問題として公式に対応を迫られるようになったのは、江戸〜明治にかけての開国の時期に諸外国から娼婦の検診を要求されるようになってからで、明治以降梅毒や淋病などの性感染症を、花柳界と関係の深い"花柳病”と呼ぶようになりました。

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性感染症の歴史

 性交渉に関連する感染症のとらえ方にも歴史的変遷があります。それ以前は、ただ陰部の病気としてしか認識されていなかったものが、ヨーロッパでは、16世紀に梅毒が流行し始めたころから性交渉との関連が注目されるようになりました。やがて、性交関連疾患が注目されるようになり、淋病なども同類の病気であるとの認識が広がって行きました。

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